2004.1.22

 はがきが一枚、とどく。

 幼馴染みの、おかあさんから。

 それは、けっして、こころおどるものではないけれど。

 しあわせにみちたものでは、ないけれど。

 静かな悲しみと、穏やかないたわりと、あふれんばかりの愛情に、満ちた手紙。

 ひたひたと、よせてはかえす波のようにつづられる、思いやりにあふれた、やさしい言葉たち。

 毎年、この時期に届くはがきを、わたしは何度も何度も読み返して、何度も何度も泣く。

 この日だけは、自分にそれを許している。

 

 がんばって。
 がんばって、わたしは生きてます。

 あの子の分まで。